バリ島ではあまり観光せず、ゆったり(というよりはダラダラ)過ごしています。
年末の投稿で、2019年と早期退職3年目を振り返ってみました。
会社を辞める前、辞めた直後は、全く働く気はなかったんですよね。
なんで働いているかというと、自分自身は求職はしてなかったんですが、たまたま前職つながりで声をかけてもらえたので、素直に乗ったというところです。
断ることもできたんですが、なぜ引だき受けたかというと・・・
- 会社を辞めても、自分のことを必要に思って声をかけてくれたのが嬉しかった
- 安定した収入源を確保するのは悪くないと思った
- 以前から好きだった沖縄に住めるのは楽しそうだと思った。
といったところです。
ただ、3年経ってみて、そろそろ潮時かな・・・と思っています。
そもそも、仕事をしないで好きなことをするために会社を辞めたんですからねぇ。
で、なかなか無職にならない(なれない)のは、不安があるからだと思うんですよね。
大卒の会社員の生涯賃金の平均は2億5千万円と言います。
手取りで言えば、2億円強くらいだそうです。
すでにそれだけの資産があるわけだし、養う家族もいないので、金銭的に困るなんてことは考えづらいんですよね。
実際に、すごく単純な計算をして、年間の生活費に400万円使うとしても、50年間は持つことになります。
65歳超えると年金がもらえるし、投資の配当金・分配金も年間手取りで130万円以上あるわけだから、年間400万円も取り崩す必要はないはず。
インフレが起きたとしても、投資のリターンでカバーできるはずだから、これも心配ない。
いざとなれば、アルバイトでもすればよい(いまの日本で、賃金にこだわらなければ仕事が全然見つからないなんてことは恐らくない)。
この辺のところは、会社を辞める前に、色々なやり方でシミュレーションしたので、金銭的な心配はないことは十分わかっているんです。
それでも、完全リタイアにすぐに踏み切れないのは、別の理由があるからだと、改めて気づかされてしまうんですよね。
自分自身ではなく、人のことを見てしまう癖がまだ抜けきっていないことが大きいんだと思います。
「同期の○○君は、年収○○円くらい稼いでるんだろうなあ」
「投資ブロガーの✖✖さんは僕よりも資産額が多いし、パフォーマンスも良いなあ」
みたいなことを、依然として気にしてしまっているんですよね。
人と比べたり、競争したりするという、悪い癖が抜けきってないんです。
好きな海外旅行をしていても、「△△君は会社員なのに、僕より多くの国に行ってる!」とか、「■■君は、最近旅行者の入国が認められたばかりのサウジアラビアに早速行ってきたらしいぞ」みたいなことが気になってしまいます。
本当は、自分がいまの資産で幸せに生きられれば、それで十分なはずなんですけどね・・・
会社員時代と比べると、自分と人とを比べたり、誰かライバル意識を持つことはかなり減り、「自分は自分!」と思えるようにはなっていますが、仕事を辞めて3年経っても、まだ完全にはできていないので、「まだまだリタイア修業が足りないなあ」と実感している今日この頃です。