タヒチで、オーストラリア人の老夫婦と知り合いました。
旅行ルートが似ていたので、何度か再会したり、同じツアーに参加したりしました。
僕のほうが先に帰国したのですが、彼らはまだ旅行を続けていたんですよね。
メールアドレスを貰っていたので、帰国した後にメールを送ってみました。
で、今朝返事が来たのですが、いまはチリにいるみたいで、日食を見に行ったとのこと。
彼らを見ていると、本当に、悠々自適で楽しそうなんですよねえ。
長期で一緒に旅行しているということは、夫婦仲も良いんだと思います。
老夫婦の旅行者を見ていると、大抵は奥さんの方が主導権を持っているのですが、彼らの場合は旦那さんの方がリーダーシップを取って、奥さんを連れ回している感じでした。
老夫婦で長期で一緒に旅行している日本人ってあまり見ないですが、欧米人は結構多いですね。
いずれにしても、金銭的に豊かで、家族関係がうまくいっていることがハッピーリタイアの条件かなあ・・・と思います。
僕は独り身だし、実家とも断絶してしまっているので、家族関係はどうしようもないのですが、「金銭的に豊か」というのは実現できそうです。
金融庁の「老後資金は2千万円必要」の発表は物議を醸しましたけど、2,000万円と言わず、もっと貯めた方が良いと思うんですよね。
収入が多い人でも、貯金ができな人はたくさんいますけど、そういう人は老後苦労すると思いますよ。
老後に生活レベルを下げるよりは、生活レベルを上げて楽しく生きるほうが幸せだと思いますよ。
まあ、給料の良い企業に定年まで勤めれば、退職金と厚生年金で十分な資産は築けるとは思いますが。