労働者の皆さま、今日も一日ご苦労様です
アーリーリタイアを考え始めて、そろそろ一年が経とうとしています。
いまだに、「やっぱりリタイアは辞めようかな」とはならないので、それなりに決意は固かったんだな・・・と我ながら思います。
きっかけとなったのは、資産の増加だけではなく、ライフステージの変化も大きかったと思います。
下記のような調査結果があります。
性別・世代別の”幸福度”、「40代男性」が最低 – 女性は60代が幸せのピーク
違った結果が出ている調査もあるので、この結果が正しいとは言い切れないのですが、直感的には良くわかります。
40代の男は、精神的に厳しい状況に追いやられがちです。
大企業であれば、管理職になれるかなれないか・・・という年齢です。
好む好まざるにかかわらず、出世競争とは無縁でいられない。
出世したらしたで、予算や部下の管理責任を負わざるを得ない。
出世しなければしないで、不満を抱えることになる。
そもそも、管理職は、企業にはそんなにたくさん必要はない。
現場仕事をするのなら、もっと若くて人件費の安い人がやればいい。
なかなか難しい立場に置かれるんですよね。
結婚していないので、家庭のことは分からないけど、子供も受験やら進学やらの時期がくるので、家庭も大変だし、お金も必要な時期です。
住宅を買った場合、ローンは完済までほど遠い。
仕事を辞めたくても辞められない。
私は独身でローンもないので後者は無縁ですが、仕事やキャリアに関しては岐路に立たされていることを実感します。
30代の頃は「別に出世なんて気にしない、仕事やプライベートが充実していればそれえでいい」という気持ちでしたが、40代になるとそうも言ってられません。
幸か不幸か、そんな時にアベノミクスで資産が急増しました。
「会社を辞める」という選択肢があることは、40代の自分にとっては心の救いでもあるんですよね。
20代、30代の方は、いずれそういう時期が来ることは想定しておくのが良いと思います。