老人

昨日は日記が更新できませんでした。
前の会社の先輩が東京から出張に来ていたので、一緒に飲んでたんです。

ちなみに、その先輩はそろそろ役職定年という年齢です。
僕が会社員時代には知らなかった、上層部の裏話が出ました。
この人事の裏側にはこういうことがあったのか!
ということが改めて分かりました。

まあ、そもそも会社の人事にはあまり興味なかったし、会社を辞めようと考え始めた2年半前くらいからは、輪をかけて興味はなくなっていました。
でも、会社にいる限りは「○○さんが昇格したのは・・・」「△△さんが出世コースから離脱したのは・・・」みたいな噂が勝手に入ってくるんですよね。

話を聞いて思ったのは「上がれば上がるほど色々あるなあ」ってことです。

会社で頂点に立つのは、能力や実績だけではだめで、政治力が必要なります。
政治力があって、上の人に気に入られて引き上げられても、その人が失脚したら、一緒にお払い箱にされたり。
役員まで上り詰めても、部下に裏切られて、早々に退任になった人もいたり。

ご時世がご時世だから、管理職になっても、そこから上を目指さない限りは、部署異動や出向になって、待遇が下げられるんだそうです。
僕が会社に入った頃は、よほどのことがない限り、給料が下がることはありませんでした。
特に管理職はそうで、会社の経費でゴルフの本を買って、勤務時間中に読んでいる高給取りの総務部長がいたりしました。
いまは、そういう人はいろいろ理由を付けられて、地位も給料も下げられます。

で、それに不服で、僕と同じ時期、あるいは僕よりも1回前の早期退職に応募した人がたくさんいたそうです。
僕が早期退職に応募したのは、年齢の下限ギリギリで、同期もいなかったし、同時期に早期退職した他の人が何やってるかは知りませんし、あまり興味もありません。
その先輩から聞いたのですが、稼げてせいぜい、収入は会社員時代の半分・・・ってことです。
辞めた会社から仕事を貰ったりしている人も多いとか。

その先輩も、上の定義から言うと「負け組」に入るんでしょうが、「早期退職しても今より稼げるなんてことはないから、会社にしがみつくことを選らんだ」と自分から言っていました。
「子供もこれから大学受験だし、先が見えない中で会社を辞めるわけにはいかない」ってことでした。
で、完全に割り切って、「置かれた場所で咲く」ということに満足を見出されているようです。

出世した人を「勝ち組」と呼ぶとすると、「勝ち組」なんてごく少数ですし、「勝ち組」に入ったら入ったで大変なことがたくさんある。
「負け組」がノホホンと生きているほど、会社に余裕がある時代でもなくなった。
会社員でいる限り、いずれほとんどの人が「負け組」になるんですよね。

それを受け入れて生きるのか?
あるいはそれでも「勝ち組」を目指すのか?
ドロップアウトする道を選ぶのか?

僕は最後の選択肢を取ったわけですが、先輩の話を聞いていても、「会社に残る」という選択肢はなかったし、タイミングとしてもちょうどよかった・・・
と思っています。

お金はもっと欲しいけど、給料はもういらない。
社内政治とは無縁でいたい。
上司や部下に気を遣うのもイヤだ。
会議も出たくない。

いまはある程度その条件は満たしているので、あまり不満はないですが、「そもそも、働いてて良いんだろうか?」という気持ちはあります(笑)


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