こういう記事が最近やたら目につくようになりました。
少子高齢化で、多数の老人を少数の若者で支えなければならない時代が来ている。
しかも、人が長生きするようになっていて、その一方で、高齢者化社会に対応した社会保障制度は不十分。
こういう話が出てくるのは無理ないですね。
記事や動画をちゃんと読むと、「一生働き続けろ」と言っているだけではなく、多様な働き方を実現するとか、高齢者を労働力として確保することで、若年の超過労働を是正するという視点も提示されてますね。
ただ、「生涯現役」ということ意外にも、少子高齢化社会を生き抜く方法はあると思います。
- 節約生活を送る
- 資産を効率的に運用して増やしたり、キャッシュフローを得たりする
1なんですが、会社を辞めてみて、節約って、単にお金を使わないとか、ケチるとか、そんなことじゃないんだなあ、と実感しています。
確定拠出年金を活用して節税する。
趣味を仕事にして、稼ぎながら、活動費を経費で落とす。
みたいなことも立派な節約だし、やりたいことをガマンせずにやりながら、しっかりお金を手元に残していくことは、創造的な行いだと思っています。
2については、これまでずっと書いてきた通りです。
1を通じて資産を蓄積して、2で増やしていくということをやれば、10年、20年単位で大きな差が出てきます。
この2つをちゃんとやっていれば、ある程度の所得があれば、現状の60歳や65歳で引退するのは、十分に可能だと思うのですが。
もちろん、働きたくて働く分のは、全然良いでしょう。
でも、70歳や80歳になって、仕事が嫌なのに、生活のために労働を続けるのは、虚しい人生だっと思います。
そういう立場に置かれてみて良く分かるんですが、「働かなくても生きていけるけど、あえて働く」という選択ができると、仕事だけでなく、人生に余裕ができて、ライフスタイルの幅がグッと広がります。
「生涯現役」というのが、消極的な選択ではなく、積極的な選択として実現できれば、幸せな後半人生をお送れると思いますね。