自転車坂道

朝、BSプレミアムを付けてたら、『にっぽん縦断 こころ旅』という番組をやってました。

冒頭で、俳優の火野正平さんが、自転車で坂道を下りながら、こんなことを叫んでました。

人生 下り坂最高!

すごいことを言うなあ! と思わず感動してしまいました。

実は、会社を辞める数年前から、老化を感じることがたまにあって、焦り始めていたんですよね。

体は健康で、外見も実年齢よりも4,5歳若く見られることが多かったので、「自分は老化しない」「いつまでも若くて、老けない」と、根拠のない自信があったんですが・・・

ある時、筋肉痛が翌々日に出てくるようになりました。以前は翌日だったのに。
ある時、以前と比べて、人の名前や顔が覚えられなくなっていることに気づかされました。
ある時、久々に会った女性から、「髪、薄くなったんじゃない?」と言われました。
ある時、映画を観ていて、トイレに行きたくなりました。以前は、開始前にトイレに行っておけば、上映中行きたくなることはなかったのに・・・

そういうことが、ここ数年の間に起こりました。

「ヤバい。いつまでも若くないんだ…」と実感すると同時に、すでに人生の半分が過ぎてしまっていることに改めて気づかされたんですよね。

で、いつまでも会社や仕事に時間を取られていると、いつの間にか定年を迎えて、体が動かくなり、やりたいことがやれないままに人生が終わってしまうかも。

そんな焦りが生じました。

それが、会社を辞める一因になっています。

色々と衰えているのに、多くの人は、まだ上り坂を必死にのぼろうとしている。
しかも、高くのぼった人ほど、さらに高くのぼろうとしている。
だから、どんどん苦しくなっていくんだと思います。

「十分のぼったから、そろそろ下ろうか」

そう思えば、かなり楽になります。

まさに、「下り坂 最高!」という思いです。

知力、体力は衰えているかもしれないけど、上り坂でムリな力を使わなければ良いだけです。
人生経験もあるし、それに裏打ちされた知恵もある。
新たにブレーキの掛け方を学ぶ必要はあるけど、これまでの能力を活かして、下り坂を降りればいいんですよね。
若い人なんかよりも、はるかに上手く降りられるはずです。

深い意味なく叫んだセリフなのかもしれませんが、僕にとってはハッとさせられました。

僕も「人生 下り坂最高!」と叫びながら、後半の人生を下っていきたいものです。


2件のコメント


  1. 素敵な記事ですね。
    私も人生後半に差し掛かった時にそう思いたいと思います。

    返信
  2. bucketlist

    コメントありがとうございます。
    番組を観ていて、このセリフにハッとして書いてみました。
    これまで悩んできましたが、最近、後半の人生を楽しく生きられそうだという実感が持て始めてきました。

    返信

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