先ほど、健康保険について書きました。
退職後の保険料は高くて、無職の身には大きな負担になります。
僕の場合、健康体で、月にかかかるのは歯医者の費用だけです。
なので、健康保険料を払うよりは、全額負担しても普通に医療費を払った方が安いのです。
しかしながら、「健康保険に加入しない」という選択肢は認められません。
何らかの健康保険に入るのは、国民の義務なんですよね。
これには例外があります。
ひとつは「海外逃亡する」という選択肢です。
冗談で言ってるんじゃないですよ。
役所に海外転居届を出して、海外に出国すれば、健康保険の加入から外れます。
住民税もかかりません。
当然、医療費は全部自己負担になりますから、それを覚悟する必要はありますがね。
長い海外旅行をしたかった人は、退職をきっかけに住民票を抜いて出国してしまえば良いのです。
節約のためだけに、海外逃亡するのは本末転倒だと思いますがね。
注意点としては、住民票がないと失業保険は受け取れないことです。
失業保険を受け取りたい人には現実的な選択肢ではありません。
もうひとつ。
「家族の被扶養者になる」という選択肢です。
そうすれば、日本にいても大丈夫だし、自己負担なしで健康保険も使えます。
ただし、収入等に制約があるので、誰でも被扶養者になれるわけではありません。
やはりこの場合も、被扶養者になると、失業保険を受け取れなくなります。
失業保険が欲しければ、おとなしく健康保険に入りましょう。
というのが結論になります。
損得勘定を考えれば、失業保険を受け取った方がお得ですからねえ・・・
この辺の話題は、以前にも書きましたので、こちらも合わせて参照ください。
税理士に相談してみた④ リタイアしたら家族の被扶養者になろう!
検索 被扶養 税理士に相談してみた 本当に親の被扶養者になるのか?
そう言えば、アメリカって公的保険がないそうですね。
全て自己責任だそうです。
保険料を払わなくても良い代わりに、何かあったら全て自分で何とかしろってことなんですよね。
一方で、医療費負担がほぼゼロの国もいくつかあります。
ただ、財源は税金なんかから補わなければらないわけで、どちらが幸せなのか?
と言うのは難しいところです。