友達と忘年会しました。
会社員もいれば、自由人もいて、必ずしも世の中の「常識」にはとらわれない人たちです。
僕が会社を辞めて、アーリーリタイアするという話を切り出しました。
驚かれはしたけど、反対はされませんでした。
会社辞めた人も、たくさん出席していましたからね。
で、会社を辞めたことのある人たちが仰っていたのは・・・
「仕事をせず、世界中を旅していても、しばらくすると飽きてきて、働きたくなるよ」(現在、海外支援の仕事をやっている同世代の方)
「人に会わなくなるとボケるよ。俺はちょっと無理しても、仕事はして人に会うようにしてるよ」(セミリタイアに近い、年上のフリーの方)
そうなんですよねえ。
リタイアを前にした一番の不安と言えば、そこです。
お金の問題とか、肩書を失う不安とかは意外にないんですよね。
学生時代は人間嫌いで引き籠りがちでしたから、仕事しなくなってしまうと、ほとんど人に会わなくなるかもしれません。
平気と言えば平気なんですけど、社会とのかかわりを失い、どんどんボケて行かないか心配です。
僕は人の名前や顔を覚えるのが苦手で、仕事に支障がでてしまうこともたまにあります。
それがストレスにもなっているのですが、覚えようと努力することは、良い刺激になっているところもあると思います。
そういえば、認知症の祖母に手紙を書いたことがあるのですが、ちゃんと返事が来て驚きました。
老人ホームの介護士の人も、驚いていたそうです。
人と関わるということは、思いのほか刺激的で頭を使うんですよね。
英語を勉強していても思うのですが、自分一人で本を読んだり、テレビを見たりしていても、なかなか頭を使って考えません。
「これ、どう返事すればよいんだろう?」「こういうことを伝えたいけど、英語でなんて言うんだろう?」そんなことを必死で考えるのは、やはりストレスにはなりますが、とても良い勉強になります。
そういう機会は、いま以上に作っていかないとなぁ・・・
と思ってます。