NHKの朝ドラ『べっぴんさん』が早くも視聴率20%を割れました。
「べっぴんさん」第2週平均視聴率は19・8%…「まれ」以来大台割れ
それでも十分高いんじゃない??
と思うのですが、国民的番組である朝ドラにおいては、これでもニュースになるんですね。
これまで見たところでは、別に詰まらなくはないんですが、特筆すべき点がないという感じ。
既視感がありすぎて新鮮味がないなあ・・・と思います。
働く女性をテーマにした作品が3つも続いていますからね。
しかも、前作の『とと姉ちゃん』と時代も被ります。
なかなか先行作品との差別化が難しい。
以前書きましたけど、僕の勝手な意見では、『あさが来た』が画期的だったのは、働く女性を主人公にしたことではなく、あまり働かない男(夫の新次郎さん)を魅力的に描いている点だったと思います。
「働く女のドラマ」なんてありきたりで、もはや珍しくないんです。
だから、いまは「働かない男のドラマ」を作るべきだと思うんですよ。
バリバリ働く妻を支える健気な夫の物語。
2004年には『アットホーム・ダッド』という専業主夫を主人公とするドラマがあったようですが。
最近は、男の経済力がだんだん重視されなくなっているようですが、良い傾向だと思います。
男に経済力を求めるのは古い? 宇多田ヒカル夫妻に見る“ホメメン”需要の高まり
宇多田ヒカルは特に好きではなかったけど、この記事読んで好きになりました(笑)。
キャリア女性と低収入男性をマッチングする「尊敬婚」 若者の結婚願望に影響を与えられるか
昔は、「格差婚」なんて呼ばれていましたが、いまは「尊敬婚」なんですよね。
それにしても、格差婚って差別用語ですよね。
男の年収が格段に高くても、格差婚とは言わないだろうに。
「男は稼ぎが多い方が偉い」「男は働くべき」みたいな通念が壊れることは良いことですね。
僕がもっと生きやすい世の中になれば良いなあ・・・と思います。