暖かい週末になりました。

人生の転機が近づいてくると、なぜか季節の移り変わりにも敏感になります。

この前、下記のような記事を書きました。

40代、50代で会社を辞めるのは既得権益を放棄することである

アクセスも多かったので、僕と同じように考えている、あるいは同じ課題意識を持っている人も多いのではないかと思いました。

いまだに、「アーリーリタイアって賢明な選択なんだろうか?」と悩むことも多々あります。

40代まで会社に勤めてきた人は、このまま逃げ切れるかどうかの瀬戸際にあると思います。
日本の会社に勤め、業績が悪化しておらず、会社員としてよほどのこと(反社会的な行為を犯す、会社に損害を与える等)をやらかしてなければ、定年まで会社に居続けて、安定した収入を維持できる可能性は高いです。
たとえ、収入は下がったとしても。

そもそも、日本の会社に勤める人は、20代、30代は、給料は働き以下に抑えられます。
その代り、40代、50代と行くにしたがって、給料は上がり、若いころの損を回収します。
終身雇用、年功序列により、安定的に労働力を確保することが重要だった成長期であれば、有効な雇用システムです。

ところが・・・

低成長時代で、なおかつ少子高齢化が進んでいる時代では、40代、50代は高コストで非効率的な労働力になってしまう。
会社員として居座り続けて、既得権益を享受するというのが、この世代のサラリーマンとしては合理的な選択なんですよね。

会社としては、退職金を積み増しても、上の世代の重しを取り除きたいところですが、労働者としては、安易にそれに乗るのは損だとわかっています。
たとえ独立したとしても、会社員時代の収入を維持するのは難しいと思います。

ある程度の資産はあったとしても、豊かな生活を維持するには、会社を辞めるなんて無謀な選択をしないのが賢明だと思いますよ。

もちろん、収入と雇用の安定を手放す代償として、自由と時間を得るわけですから、そのトレードオフの中でどういう選択をするのか・・・ということになります。

リタイアを決心したのに、いまだにスッキリとしないところは残るんですよね。


4件のコメント

  1. 馬三人

    金だけで考えるとおっしゃる通りです。
    しかし人生は有限ですし、40代後半から死ぬまでの時間を有意義に過ごすことを考えると既得権益を捨ててでもアーリーリタイアする意味はあると思います。(言われなくても万桜さんは理解している)

    人生後半に差し掛かると金より自由・時間のほうが大事だと思う。

    独身か、既婚子持ちか、安定した企業勤め人か中小企業勤めかによって取捨選択が変わってきますが、万桜さんや私みたいな独身者は一刻も早くリタイアを選ぶべき!と強く推奨しておきます(笑)

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    • bucketlist

      推奨ありがとうございます(笑)。
      心はすでに決まっているんですけど、これまでの経験と常識が邪魔しますね・・・
      あと、リスク回避志向の性格も。
      転職経験のない会社員としては、会社を辞めることは人生の一大決心ですのでねえ~
      いずれにしても、ずっとタイミングは見ています。

      返信
  2. アルゴル

    はじめまして。同じ40代、同じような資産をもつサラリーマンです。
    私もリタイアを考えていて、3月に辞めるつもりで準備してきましたが、仰せの既得権益や社会人として地位を捨てる勇気がなく、結局辞められずサラリーマンを続けています。特にやりたいこともなく、ただ、怠けたいだけなんですけど、それだけでは踏ん切りがつかないですね。

    いつもブログを拝見させていただき参考にしておりますが、今回の『リタイアを決心したのに、いまだにスッキリとしないところは残るんですよね。』は非常に共感したため、コメントさせていただきました。

    返信
    • bucketlist

      アルゴルさん。
      はじめまして! お気持ちは良くわかります。かなり固い決心をしたつもりが、いまでも揺らいだり、不安に思ったりすることはありますので。「会社を辞める」という選択はいつでもできますが、一旦会社を辞めてしまうと、「会社に戻る」という選択肢はなかなか取れませんからね。
      どうしても慎重になってしまいます・・・

      返信

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