サッポロHDも赤字ですねぇ。
早期退職者を募るとか・・・そういう記述もありますねぇ。
新型コロナの前から、早期退職者の募集は多く行われていましたが、コロナになってからは、さらに加速している気がします。
「中高年の大企業社員は使えない」みたいな記事もありますが、僕自身、同級生や友人にもそういう人はいるし、会社員時代にも大企業の管理職クラスの人と付き合いもあったりしましたが、決して無能ではないんですよね。
一般的に見ても、ちゃんとした人が良いし、普通に優秀な人が多いです。
ただ、ハングリー精神には欠けている人が多いなあ。。。と思います。
まあ、これまでちゃんと勉強して、一定以上の大学に進学して、一流企業に就職して・・・と順風満帆な人生を送ってきた人なので、しょうがないとは思いますが。
新型コロナ禍で早期退職に応募した人はどうなるのか?
僕の知っている人で、アメリカの大学でMBA取っていた人がいますが、普通に外資系、国内系の一流企業の管理職を渡り歩いていたりします。
ただ、こういう人はレアケースで、実際はなかなか苦労せざるを得ないでしょうね。
僕が会社を辞めた時、あるいは現在でも、40代後半以上で募集があるのは、
- 語学(特に英語)やITに強い管理職
- 特別な能力が求められる専門職(やはりIT系が多い)
と言ったところです。
ただ、中高年でこの条件を満たす人はそうそう多くはないでしょう。
コロナ禍でIT系の企業が好業績ですが、元々そういう企業にいないと、転職は難しいだろうし、そもそも、業績の良いIT企業で、それなりにちゃんと仕事して業績上げていたら、早期退職する必要もないわけです。。。
日本の大企業で年功序列で来た人にとっては、現状維持、あるいは現状以上の待遇を得るのは難しいと思うんですよねぇ。
いまの需給環境を考えると、早期退職に応募するなら、完全リタイアとまではいかないまでも、セミリタイアできる人じゃないと厳しいんじゃないかなあ・・・と正直思いますよ。
具体的には、収入が半分、あるいはそれ以下に減っても生活に困らない人ですかねぇ。
年収が半分に減ったとしても、税金は健康保険料は安くなるので、出費を減らすことは可能です。
足りない分は、資産を取り崩しながら生活できれば御の字でしょう。
後ろ向きですけど、現状は、中高年が会社を放り出されて、すぐに仕事が見つかるほどあまい状況ではないと思いますよ。